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社会人講話~後悔無き航海を~

令和7年度

今年も残すところあと29日。12月(師走)に突入しました。師走の意味を調べてみると、「師(お坊さん)が馳せる(走る)」から「師馳す(しはす)」となり、「師走」という漢字があてられたと言われています。昔はどこの家でも年末にお経をあげてもらったり、仏事を行っていたため、年末のお坊さんは大忙しだったそうです。

さて、先週24日、今年度2回目の社会人講話を行いました。今回のゲストスピーカーは杉野さん。杉野さんは日本からヨットで世界各国を一人旅しており、風待ち(出帆のため順風を待つこと)のためコタキナバルの港に数日間停泊していました。今回、縁あってこの停泊のタイミングで本校にお越しいただきました。これまでに112か国も訪れているそうです!

日本を出港してから約6年。ヨットの旅では、私たちには想像できないような中身の濃い様々な出来事が日々起こります。例えば、ある国の港に着いた時、コロナ明けすぐの時期だったため、外国からヨットで来た杉野さんが平和の象徴と見なされ、大統領宅へ招待されたそうです。(大統領の犬に噛まれたことも良い思い出と笑顔で語っていました。)

他にも、海賊と闘って勝利した話やお金が無くなった時の話、お金の概念が無い国の文化等、どの話も興味深く保護者も含めてたくさんの質問が出ていました。(詳しくお伝えするととても長くなるので、割愛します。)

また、講話の後半には、中学生時代のサンパウロ日本人学校(ブラジル)に通っていた時の話もしていただきました。校歌にブラジル語(ポルトガル語)の歌詞が入っていて今でも歌えること、校舎内に農園がありコーヒー豆を焙煎する授業があったこと等、その国ならではの話もあり、子どもたちも自分に重ね合わせてお話を聞いていました。

講話から「海は広いな大きいな」「行ってみたいなよその国」という言葉が、まさに杉野さんの生き様を表していることを感じました。

この先の旅も「順風満帆」(船が追い風を受け、帆をいっぱいに張って快く進む様子)でありますように。後悔無き航海を。地平線の彼方まで。

社会人講話~後悔無き航海を~
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